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メモリー1GBの効果は・・・ [ハードウエア]

今までメモリーは512MB(256MB×2)で使用していたのですが、1GB(512MB×2)に変更してみました。
一応マザーボードがデュアルチャネルに対応しているので、同じメーカーの512MBのメモリーモジュールを2枚使っての1GBです。

512MBの容量で不満があったわけでは無く、中古パーツショップにHynix製のPC3200 512MBが2枚あったので衝動買いしてしまいました・・・ 

メモリーモジュールの比較



Hynix製
PC3200 512MB (CL3)



ノーブランド
PC3200 256MB (CL2.5)
どちらもモジュール片面に8個のチップが使われています。
容量が違うので、512MBは512メガビットチップが256MBは256メガビットチップが使われていると思われます。


ベンチマーク
HDBENCHを使ってベンチマークを行ってみました。
なお、CPUがSempron 2600+のためFSBは166MHzでメモリーもFSBに同期させる166MHzに設定してあります。

PC3200 256MB ×2(デュアルチャネル)
RAS(RAS Cycle Time) :7
RCD(RAS to CAS Delay Time) :4
RP(RAS Precharge Time) :4
CL(CAS Latency) :2.5
動作クロック :166MHz

PC3200 512MB ×2(デュアルチャネル)
RAS(RAS Cycle Time) :7
RCD(RAS to CAS Delay Time) :3
RP(RAS Precharge Time) :3
CL(CAS Latency) :2.5
動作クロック :166MHz

今回使用した512MBのメモリーはCL3の製品ですが動作クロックを166MHzに落として使用する場合はCL2.5で動作可能な様で、今まで使用していた256MBのメモリーとほとんど同じモードで動作しています。
ベンチマークの結果をみると512MBのメモリーを使用した方は良い数値になっていますが、これは容量の違いよりもRCDとRPの数値が小さいためだと思われます。

試しにメモリーの動作クロックをPC3200の本来の動作クロックである200MHzに設定して比較ベンチマークを行ってみました。

PC3200 512MB ×2(デュアルチャネル)
RAS(RAS Cycle Time) :8
RCD(RAS to CAS Delay Time) :3
RP(RAS Precharge Time) :3
CL(CAS Latency) :3.0
動作クロック 200MHz

結果は166MHzで動作させた時よりも若干悪くなってしまいました。
メモリーを200MHzで動作させてもFSBは166MHzのままなので非同期になってしまうのと、CL値が3.0に落ちてしまうのが原因かと思います。
今回のCPUとメモリーの組み合わせではメモリーを166MHzで動作させた方が良いみたいです。


ベンチマークではメモリーを512MBから1GBに変更した事により若干でも性能向上が見られますが、実際にWindowsを使用した感じはほとんど変わりませんでした。
動画の編集などメモリーを大量に使用するソフトを使えば効果を実感できるのかもしれませんが、インターネットやメールを行う程度なので今のところあまり変わらない・・・といったのが正直な感想です。

ただし、このパソコンではグラフィックス機能はマザーボードのオンボードビデオを使用していてビデオメモリーはメインメモリーの一部を使用しているため今まで32MBに設定していたビデオメモリーを128MBに変更しました。
3Dゲームでもやらなければ大量のビデオメモリーは必要無いかと思いますが、メモリー容量に余裕があるのでビデオメモリーも設定可能な最大値にする事ができました。

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