HDDリムーバブルケース：BLOG.MyPC：So-net blog

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HDDリムーバブルケース　[ハードウエア] [編集]

マイPCでは５インチベイに装着するHDDリムーバブルケースを使いハードディスクごと入れ換えて起動するO/Sを変更できる様にしてあります。

以前は1台のハードディスクに複数のO/Sを入れてマルチブートを行っていましたが、システムが不安定になった時の再インストールが面倒だったり、メインのWindowsXP以外はたまにしか使わないので起動するO/Sを選択するメニューが煩わしくハードディスクごと入れ換える方法に変更しました。

それぞれのO/Sは完全に独立しているので１つのシステムが不安定になっても他のシステムに悪影響を及ぼす心配が無いためベータ版のデバイスドライバーの評価などにも利用しています。

ところが、最近このHDDリムーバブルケースの調子が悪く装着したハードディスクが認識されない事が多く発生する様になってしまいました・・・
原因は何度も抜き差しを繰り返していたためコネクターにがたが出始め接触不良を起こしている様です。
既に購入してから5・6年経過している事もありHDDリムーバブルケース全体をすべて入れ換える事にしました。

購入したのはNEXTWAVE製の「RC-001」シリーズでアウターレールとインナーケースがセットになった製品が２つとインナーケースのみの製品が１つです。アルミ素材が使われているにしては価格が安かったのでこの製品にしました。

■アウターレール

	前側付属のキーを使ってインナーケースをロックすると電源が供給される様になっています。
	後側 IDEコネクターと4pin電源コネクターの他に冷却用の4cm角ファンが付いています。
	内部インナーケースをドッキングするコネクター

■インナーケース

	上側上部のカバーもアルミ製でスライドさせて取り外しが可能です。
	裏側裏面に廃熱用と思われる穴があいています。 HDDによっては基板上のチップがかなり発熱するものがあるのでなかなか良い構造だと思います。
	後側ドッキング用のコネクターだけです。
	内部（前側）冷却用の4cm角ファンが１つ搭載されていて、さらにもう一つ増設するスペースと増設した際の電源コネクターがあります。
	内部（後側） IDEコネクターには取り外し用のベロが付いています。細かな配慮は好印象！
	ハードディスクをセットした状態

インナーケースの装着は、ある程度まで手で押し込み最後はレバーを下げる事でテコの原理でしっかりと奥まで装着される構造になっています。
最後まで手で押し込む方式のものより安心感があるかと思います。

気に入らない点もあります！？
インナーケースを取り外すとシャッターが降りて中が見えなくなりますが、このシャッターが3cmほど奥にあるためその下にあるDVDドライブの上面がみえてしまいます・・・
インナーケースを取り外した状態では使用しないと仮定して設計されているのでしょうか？？？
私は２段目はバックアップ用のHDDを使用する時だけしか装着しないため普段は外したままです。ぜひとも改善してもらいたい！？

ケース前面からハードディスクが取り出せるので交換作業は楽になりますが、インナーケース前面に通風用のスリットがあるためハードディスクの動作音が気になる場合もあります。
PCケースにドライブを隠す扉の様なものが付いているものと組み合わせる方がよいと思います。

多少気に入らない点もありますが、価格のわりに作りがよく満足できる製品でした。
ただしハードディスクのインターフェースも徐々にSerial ATAに変わり始めていますので、パラレルATA用のHDDリムーバブルケースを買うのもこれが最後になるかも・・・

2006-08-28 00:05 nice!(0) コメント(5)